約40時間も保冷し続けるのに電気代ゼロ！アイリスオーヤマの「真空断熱クーラーボックス」がスゴかった！

アイリスオーヤマの「HUGEL真空断熱クーラーボックス」。

Amazonで1万7793円 （7月31日14時時点）。  

👉Amazonでチェックする

真空断熱って、保温ポットとかマグカップだけじゃなかったらしい。

「冷蔵庫の仕組みを応用することで、外気の影響を受けにくく、中の冷気を外に漏れにくい構造に」とのこと。

20Lと40Lの2サイズがあり、上の写真は20L。

サイズは34.8×55.1×34.2cm。

開けるとその理由がわかります。

真空断熱パネルが側面と上下の6面すべてに採用されていて、さらに高密度発泡ウレタン。これによって高い断熱性と保冷力を実現しているそうです。  

一般的な20Lのクーラーボックスと比べると一回りは大きく感じるけど、車などに積んで運ぶなら、大きさはそれほど問題じゃないかもしれません。

ちなみに見た目よりずっと軽いです（20Lの商品は約5.5kg）。  

この日の最高気温は33.5度。

日差しも強く、屋外に3分も立っていると肌がジリジリ焼けるほど。

キッチンから庭に運ぶだけで、氷から溶けた水がしたたり落ちるほどの暑さです。  

氷の合計量は5kg。今回は実験なのでちょっと少なめです。

ちなみに20Lのクーラーボックスは、350ml缶が30本、500mlペットボトルなら20本入るそうです。保冷力が高いので、ドリンク自体をしっかり冷やして入れれば、氷無しでも長時間その温度が保たれます。  

置いてしばらくするともうアチチ。

1時間もしたら生卵を割ったら白身が固まり始めるのではと思うほど。

まったく気温が下がらない16時半頃。

日差しと外気温でクーラーボックス自体が熱せられ、日陰の側面までもが熱を帯びています。さあ、氷はどうなっているでしょう？

炎天下に3時間放置して、天板や側面は触るだけでも「あちっ！」となるのに、中の氷はほぼ変化なし。

よーく見るとちょっと丸みを帯びた気もするけど、大部分はシャープな形を保っています。これはすごい！

夜になっても気温はそれほど下がらず、じっとり汗がにじむ屋外。

それでも氷はこの通り、ほぼ溶けておらず。ドリンクもキンキンに冷えたまま。

キャンプで利用するなら、お昼頃にクーラーボックスをセットして家を出発し、夕方からBBQなどはじめ、夜19時頃はディナータイムも一番盛り上がっている頃でしょうか。

もちろん途中で何度も開け閉めすれば、氷ももっと溶けるでしょうが、量をたっぷり入れておけばこの時間でも十分冷え冷えなんじゃないかな。    

この後、クーラーボックスは室内に回収しました。

天板はちょっとしたサイドテーブルとしても使えそうです。

耐荷重100kgなので、椅子にしちゃってもOK！

車で運ぶ時に傾いちゃったりしても安心！  

食材を詰め込んで運ぶ時には、折れやすいものや潰れやすいものを挟んでおくのに使えそうです。

翌朝。流石に氷も溶け始めていましたが、半分以上残ってますしドリンクもキンキンに冷えてます。  

アイリスオーヤマの実験では、40度の環境で、容量比20％の氷をクーラーボックスに入れて試したところ、保冷持続時間は約40時間。

実際には、途中で何度も開け閉めするのでそれほど長時間は保冷力キープされないと思いますが、それでも相当長い間保冷されるのは確かだと思います。